七草粥

昨夜の雪 少し積もった境内の真っ白なスケッチブックには

まだ誰も絵を描き始めようとはしない...

そんな時間だった。


朝を告げる柱時計の音 そうっと襖を開け

台所に立つ 女神さまっが居た。


「さてっと、準備は出来たから♪」


芹(せり) 薺(なずな) 御形(ごぎょう) 繁縷(はこべら)

仏の座(ほとけのざ) 菘(すずな) 蘿蔔(すずしろ)



2日前の事だった、恵さんが突然やって来て

「鷹乃さんから〜」と言って頂いた物

恵さんが「ちょっと横着だよねっ、鷹乃さんたらっ...」

そう言って苦笑いをした。

恵さんの所へ送ると言う事は、つまり螢一さんっの所へも届くって事?

だとしても、とても横着だと思えないわ…


2日前のそんなやり取りを思い出し、思わず微笑んでしまう。


鷹乃さんの気持ちは…

とても良く分かる気がするもの



コトコトお鍋が煮立ったら

朝日が何時ものように おはようのご挨拶を

螢一さんっ、おどろくかしら?

でも…ちょっと驚かせたい…なんて...


たくさんの思いが詰まった 七草粥

たくさんのあなたのかけがえない人たちの

思いと願いと 愛情と

そして ひとしずく 私の思いも添えました♪




  七草の思い。












 七草粥>食べてません...orz って言うか ちと食べすぎでお腹壊して
   普通の粥は食べました(苦笑)

 皆さんは如何でした?このお正月…食べすぎ飲み過ぎ…ダメですねぇ