2011-01-01から1年間の記事一覧

Belldandy

幸せ色に染まりたいと思った。 「でも、それって、どんな色?」 良く分からない、でもね、君の頬が綻ぶような そんな色だと思うんだ。 もしかしたら初めて見た時感じたような もしかしたら切ない思いが交差する感じ 嬉しくてちょっとだけ切なくて、なんだろ …

ご無沙汰です

人は思いの器、心はそれを映し出す鏡 この世に降りて、たくさんの事象に揺れるのは 自我の芽生え、不信、不確実なマテリアルに踊らされた 生まれてしまった感情なのか。 喜び、悲しみ、或いはそれらを全て含む事柄が交錯する 愛しくて切ない、現象世界に、枯…

物思いの秋

深まる秋のある日、わたしは久々に先輩を訪ねて見た。 と言っても、いつもの千尋さんのお店ワールウインドなんだけど。 「先輩〜いますか〜?」 カランとドアベルの音をさせて、店に入った。 相変わらずお店の中は理路整然として、まるでバイクショップの 様…

秋の考察

ウルドいわく、 「いわゆる恋愛って言う物は『ふたりで愚かになる』って定義を 過去の誰かさんが言ってた訳なんだけど、それは半分正解で、半分は ハズレだとアタシは思う訳。と言うのは、恋愛ってのは主観と客観が 相互に干渉しつつ径行するのが事実なんだ…

秋の台風と、

台風です。すげー雨です。みなさん、大丈夫ですか。 この所、と言うか、以前からまったく更新頻度が上がらない このブログ、いったい何の為にあるのか、とか考えなくも 無いですが、そこはそれ、個人ブログなので、アリかも。 そんな訳で、実はこの間、ちょ…

September music

お姉さまっの歌は、天界一なんだからっ!」 久しぶりに裏庭で木々に向かって歌を紡いでいたベルダンディーを スクルドと二人でそっと見ていた。と言うか、鑑賞していたんだ。 ベルダンディーの歌声は、それはそれは心が癒されると言うか、 とても崇高な心持…

設定その他

と、言う訳で当初ベルダンディー達は、その容姿を原子レベルで 再構築しながら、この三次元に滞在していた訳です。 しかし最近は、この原子レベルでの再構築ってものが忘れ去られて ごくごく自然に彼女達は三次元に滞在しているように描かれていて これはど…

リア充なふたり

休日の日、特に何もする事が無いのでTVでも、と思って 止めた。 あのくらだないバラエティ番組ってのが観てても面白くない。 その代わりに海外のバイクレースとか放送してくれれば良いのに。 そんな愚痴を言っても詮無き事だとは分かっているけれど。 そん…

失敗から学ぶ事

ボクの自転車にはたくさんの傷がある。 乗り始めてすぐにコケた時の傷とか、ギミックを失敗した時の 傷とかがあって、思い出すものもあれば、忘れてしまった物も あるんだ。 一番大切な傷は…傷って言うのもおかしな話なんだけど、さ。 やっぱりあの娘に初め…

葉月に

そう言えば以前TVか何かで見聞きした事がある。 「そうそう、恋愛って何て言うのかなぁ、割り切れる関係と そうじゃない関係ってあるよね」 「それってあるよねぇ〜」 そんな話を女性キャスターとゲストが話していた。 割り切れる、割り切れないって何だか…

あさがお ひまわり 夏の花

紺色に淡い色のあさがおの花を付けた浴衣に 着替えて縁日へ行こうかな。 「ねぇねぇ、次のお休みってさ、ヒマ?」 そんな誘い言葉に、思い出した浴衣だった。 「…似合う、かな?」 似合うって言ってくれるかな?って自分の事ばかり 考えてるしアタシ。 それ…

Rainy Holy Night

神さまっの誕生日ってステキじゃない? 「今日はずっと雨だったよなぁ」 玄関先で濡れた靴を脱ぎながら溜息を付いた。 ちょっと雨が靴の中に染みていて靴を脱いだ瞬間、何とも言えない 異臭がするのは多分、俺のせいじゃないよな。 「…そろそろ買い替え時な…

What’s your dream

あなたの夢の隣に座っても良いですか? 小さな小さな種が大きくなって行く姿見たいから? いいえ、それだけじゃないんです。 寄せて返すような時の海原への航海は何時だって 希望と絶望が背中合わせ。 それでも大きく育とうとする そんなあなたの夢に。 ずっ…

私、怒ってます

講談社の月刊誌アフタヌーン連載「ああっ女神さまっ」 この類まれないコンテンツの最終章としてのパチンコ化は まさに現代の日本を象徴しているような気がして。 日本が生み出したマンガ、アニメの文化は、それこそ アメリカのハリウッドなら世界的なものに…

スピンオフ?

え〜、最近某所で話題になっている「ああっ女神さまっ」 パチンコ化計画なんですが、すでに実機等は出来上がってる みたいですね。 まだ関係者くらいにしか配信されていないパンフを、偶然に 某所で拝見した所、割と出来は良いみたいな印象でした。 製作はヒ…

Time meet place

時が出会う場所、それがもし現在なら あなたのいる場所、それが私の存在理由 私ね、ずっとずっと想っていたの。心がひとつに 溶けて世界と融合するように、あなたと… 時は無常に過ぎて行くけれども、風に吹かれて こうして辿り着いた場所は、約束の地だと思…

For give everything

For give everything それはきっと「初恋」って言える出会いだった。 思えば物心付いてから自分とは異なる存在を知って 何か衝動に駆られていた。 クラスメイト達の華やいだ噂話とか、悪友だったアイツに 好きな女の子が出来たとか、そんな連鎖反応から俺も …

You be long to

あなたに会いたくて地上に降りて来た。 ここに愛はありますか? ありますよね? 言葉の壁 心の壁 この世界は壁だらけだけど 悠久の彼方から何時だって わたしたち それすら乗り越えて来たではないですか。 風のメロディ 吹き渡る海に大地に 今日を告げる日の…

They long to be...

遙かなる影のように なんて春の雨は優しいのでしょうか。 冬のコート脱ぎ捨てた人々、雨音を刻む傘の花が 街を彩る。 そっと瞳閉じて、その音を聴いて いつしか悠久の彼方へと心は飛翔して行くようだわ。 この雨はきっと滋養含んだ心の栄養。 乾いた心、しっ…

春の女神さまっ

4月になれば彼女は・・・ どんな厳しい時期があったとして、春という季節に ちゃんと芽吹き、花咲かせる存在がある。 連綿と続く季節の時の中で、違えずに、在り来たりに。 風が運んでくる季節の空気の中には、小さな小さな精霊たちが居て ほころぶような笑顔…

I pray for you

I pray for you この大地と空の間に この地球と宇宙の間に 光満ちて 彼の地の方々に 勇気と希望があふれんことを by belldan Goddess Life.

2月の朝 その6

二月も終わり三月になってしまった。 三月と言えばアレだよね、春だよね。 それなのに寒いし、花粉は舞い踊っているしで。 「やはりタイツはかかせないよな」 そう言いながら螢一、再度タイツを足に装着するのだった。 中々の出来栄え、と言うか、うむ、どこ…

如月 仲春 初花月

2月も終わりだな。 ふたりはいつも願っていた すれ違う時の狭間で思いは 小さな種を育み出していた 時の流れ 季節の彩り 積み重なった想い出は 愛しい夢のカケラたち そろそろ沈丁花の花の香りが周囲を包む頃だと思う。 まだ寒い朝早く、螢一はひとり起き出…

2月の朝 その5

タイツおじさんから、タイツ魔人へ… その頃、猫実工大自動車部の部室から、妙なふたりが現れて 風のように、と言うか疾風と言うか、いや違うな、嵐とでも 言うべきなのだろうか、小さなバイクにタンデムして姿を 消した…。 後に現・自動車部の部長である長谷…

2月の朝 その4

しかし思うのだが・・・いったい誰に提出するんだ? そう言えば本棚に確か一冊の詩集があったような気がする。 著者の名前は・・・何だっけかなぁ、えーと、確か・・・ そんな事をしていると、螢一の部屋の前にあるシルエットが 映った。なかなかセクシーなバディのご…

2月の朝 欄外変

話は少し変わるのだが・・・ ワールウインドにて、今日の日のイベント、つまり バレンタインディに相応しい催しをしようと千尋さんは 用意周到だった。 「・・・これが当りで・・・そしてこれがハズレねっ」 意味深な笑みを浮かべて、終始ご機嫌だった。 俺はそれを注…

2月の朝 その3

そう言えば… そう、以前夢の中で猫に甘噛みされたんだけどさ、それって何か 意味あるんじゃないかなーって思ってたんだよな。 俺の目の前ではちょっと涙目になっている可愛い女神さまっがいて 本来はそんな意味ではないとは思うのだけど、かなり俺を困らせて…

2月の朝 その2

「話は聞かせてもらったぞ!」 それは2月の初め頃の、いわゆる「鬼は外ー福は内ー!」って イベントが始まる超然の出来事だった。 猫実工大大学院の噂の二人は、どこで聞いたのか自動車部の部室へと まるで殴り込みをかけるような出で立ちで登場した。 屈強…

2月の朝

暦の上ではすでに春・・・なのか? 「でも寒いんだよなぁ」 特に起き抜けは一段と寒さが身に凍みる。 布団の暖かさを名残惜しそうにして、螢一は起き上がると すぐさまどてらに袖を通すのだった。 「この格好で出社ってのは、どうにも無理があるよな」 苦笑まじ…

春風のアルペジオ

待ち遠しい季節からの便り 北風にちょっと首をすぼませて 君の編んだマフラーから伝わる暖かな感触に 思い待ち侘びている 小鳥たちはじっとして その羽を休ませている 膨らんだ羽の中にはきっと 懐かしい温もりが 見上げた空 凍てつく風に灰色に染まって そ…