2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

歌はいいねぇ

珍しくスクルドが歌を歌っていた。 珍しい…ちょっと失礼な言い方だが 何ともその歌い方が、昔のアイドル風なのが気になる ベルダンディーとは違うのな…ふぅん… 「螢一さんっ お茶です♪」 みんなのティールーム、TVを見ながら まったりしていた俺の前に、絶…

あの話の一部抜粋

*** *** *** ***この世界が、まだカオスと呼ばれていた頃から すでに存在するものがあった。 それを永遠の闇 ソリッド・ブラックと名づけたのは 誰だったのか... 人々が、そして異世界の住人が、カオスからコスモスへと 秩序を構成してきた歴史という名の時…

間奏曲?

さてさて… 個人的にレスポンスを感じながら思う事は イマイチって所かしら(笑) サンプル(予告編) 回想編とUPしたものの まったく乗り気じゃないのは、私のせいですが とりあえず序章だけでも掲載しようかと考え中です。 それよりも例の候補生の話を進めた…

アタシ、オトメに…って

女神候補生…いわゆる見習い女神さまっの話。 ルシェテミナは、その見習い女神さまっ 2級神になったばかりの、活発な性格の女神だった。 彼女は現在地上界に降臨中のスクルドの事が気になる。 最愛の姉である天上界が誇る 1級神非限定そして 時の守護神でも…

いきなり回想録

時の守護神の拡散 そして広大した その生命体が、全ての命を覆った... 世界は、あの混沌としたソリッド・ブラックから 開放され、再び秩序を取り戻したのだ。 それから十数年が過ぎた。 森里家が暮らす、お寺の境内で遊ぶ幼子も やがて大きくなり、年頃の女…

6時のニュース

マーラー第5番 第4楽章 第5楽章 らき☆すた 第16話 さよなら絶望先生 第1話〜第3話 ウミショー 第1話〜第3話 秒速5センチメートル 全話 人生論 トルストイ かもめのジョナサン リチャード・バック ジャスミン・ティ カモミール・ティ キャノンデー…

お昼の情景

TVからは、お昼のバラエティ番組の音が 厨からは、昼餉の支度の音がしている... 今日は、何でもないただの平日 「姉さん、お昼は何がいい?」 パタパタとエプロンの裾で手を拭きながら ベルダンディーが、厨から出てきた TVを見ていたウルドは、面倒くさ…

不思議な夏の日

ひょんな事から、俺とマリーミは関東方面に 行く事となってしまった。 海の見える公園 どうしてもマリーミは そこへ行きたいと言った 「だって…とってもステキなんだもんっ」 そのステキさ加減が何に起因しているのか、俺には さっぱり分からない…分からない…

いつも

切ない恋の物語 忘れていた感情への帰路 ページをめくる度に よみがえり よみがえり そこにはいつも 歌が流れていて スローなワルツを踊るように キミとボクがいた 時間を止めた。 季節が巡る 花は咲き 花は散る 風に乗る 花びらの切なさに酔い いつしか 時…

心の情景

猫実工大のとある自動車部の部室 屈強な漢(おとこ)達が、何やら談義をしていた 「いいかぁ〜森里ぉ〜ライディングで重要なのはなぁ」 ニッカポッカが非常に似合うランニング姿の男が言うと 「先輩、それはですね〜コーナリングだと…」 背は低いが、とても男…

予告編(サンプル)

ソリッド・ブラック 永遠の闇 亜空間の存在 無形の邪神達の集合体 全ての時空に干渉する術を持ち その捉え所の無い存在を この地上界の人々は 存在することすら知らなかった 天上界の時間システムの変異 時の守護神のバランス ユグドラシルへの驚異もまた 時…

女神さまっの居ない日

急に思いついた訳でもない それは いつだって頭のすみにあって そう こんな時に... 仕事のない日曜日 もっとも まだ大学生の俺は、レポートとか まだまだやる事はあるのだが、それでもこの日は 何となく ゆっくり出来る…そんな予感がしていた 俺は自室で机に…

夏の予感

君と僕が出会う場所 こんなに近くで こんなに遠くて こんなに思いは重なるのに 空に空色のクレパスで 君に手紙を書いた それはまるで 空気みたいな そこに在って 無い存在 小さく手を振る 微かに震える空気 その振動が その思いが 声を震わせるんだ 流れて風…

7月の雨に

雨が降りそうな空を見上げて 「神さまっが かくれんぼ しているの?」 小さな手を空にかざし 「早く早く…出てきてください」 そして 両手を胸の前に合わせた しめった空気がまとわりつく午後 散歩の途中の猫がいる 買い物帰りのおばさんや 急ぎ足での帰り道…

Like a wind

風を感じながら 走るのが好きだった 夜明けの空が 漆黒から紫に変わる時間が この遣る瀬無い時の中で たったひとつの真実だった... 7月7日 七夕の最高のプレゼント そして 彼の方への追悼のために作られた 素敵な物語を 紹介したいと思います。 http://kum…

A Song For You.

星が生まれた 世界が生まれた 朝と夜が生まれた 私たちは 過去と 現在と 未来を 見守りながら 生きてきた 日が東から昇る星 暮れ行く 西の空 世界を回る 風の旅人 物語を紡ぎましょう この星に 大好きな人がいるの 大切な想い出がある 夜にそっと ページをめ…

Under The Sky

ため息をついている 公園のベンチに座って このままうつむいてしまったら もう戻れなくなりそうで 空を見上げた 東へと流れる雲間にみえる 青い空... 「ちょっと考えたい事があるから」 そう言って 彼女に先に帰ってもらった ある日の午後 ちょっとした自由…

歌のある情景

天界の歌姫 小さなつむじ風 そよぐ風に 踊る小花達 螺旋の時間帯 女神の微笑 回廊の椅子に座る天使 溜息と 雲が流れる 西へ東へ 消え入りそうな声に 立ち停まって 世界を慈しみ 憂う その歌声に 歓喜が起こる時代に 君もまた 生まれてきたんだね 初めての ド…

ああっ風に誘われてっ

風に誘われた日は 足音も軽くて ひとりでいるのも悪くないと思った 「行ってきま〜す」 お気に入りの小さなカバンと 共に旅に出よう 行き先なんか どこでも良いから 足の向くまま 通りを歩いて たくさんの素敵な事を見つけるんだ 曲がり角を曲がって 景色が…

ああっ酔いどれ女神さまっと

猫実市の郊外、小高い丘にある他力本願寺 そのさらに上には、小さな庵があって とある小説家が、時々思案を巡らせに来ると言う。 「う〜ん…締め切りか…」 まったく、何でこう締め切りってもんがあるんだろうと ブツブツと呟きながら、坂を登っているのが そ…

ああっ7月の(ry

「ち、ちがう そうじゃないっ!」 まるで脳天をかち割られたかのような衝動 そして、この空虚感は一体なんだ… それは突然だった 「ずっと あなたのそばに・・・」 その笑顔の向こうには 悲しみの河が流れている 「私の帰る場所は・・・」 「ま、待ってくれっ…