2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

あ・・・

赤信号で止まった、彼のバイク 明るい空の下、私とふたりで 甘やかされてる恋人のよう? 曖昧な返事に、ちょっとスネて見た。 呆れるくらい、ずっと傍にいるのに あなたって、どうして黙っているのかしら? あなたからの言葉を聞きたい。 あ・・・から始まる…

言葉

思いを乗せて 小さな船 その名は 言葉 夢の続き 帆をあげて 風を求めて 大海原へ 思いは募る 届けたい思い それが愛なら 時を紡ぐ女神の恩恵に預るだろう それは何か とても良い言葉 それはきっと とても良い言葉 幾千の星 銀河の彼方からでも 幾多の時代を…

すべての出来事が ”もし”と言う言葉から 始まったのなら... 出せなかった手紙とか、いつまでもすれ違うのを 待っていた廊下とか、そんなささやかな事でも良い 君という存在を、どこかに感じていたい。 遠くから見つけた、後ろ姿とか 風になびく長い髪とか、…

気紛れに散歩した海岸線 異常に素早く走り去る雲たちを見詰めていた。 潮風が香る その場所から 一瞬にして 空気が変わる 無風状態になる。 空に旅立つ 鳥たちの姿も消えて 世界は 音の無い空間と変化した。 刹那 一陣の風の軍が到来して来る。 砂塵をはらみ…

音楽

鳥よ 白き鳥よ その羽に風受けて その瞳に 何を映して来たのか 夢と未来へ 進む翼よ 風に乗りて 心溶かす 久遠の大地へと その進路を 変えることもなく 進んで 世界の果てへ 世界の果てへ... 日中はとても、うららかな陽気で、それは 言うなれば、洗濯日和と…

星の夜

星の夜 その2 上空に流れてる風が、とても早く移動している。 気温が下がりそうだ、と俺は考えたが、それにしても 今にも降りて来そうなほど、星空が近くに感じる。 バイクを止めた避難所のような場所にはベンチがあって 昼間なら展望を楽しむ事も出来ただ…

星の夜

君の瞳に映る宇宙は、どんなのだろう... うっかりしていた。 実にうっかり者だと自嘲もしたい状況なのだが そう言う訳にも行かない。 「あの…螢一さんっ?」 心配そうに見詰めるベルダンディーに向かって俺は 「ああ、大丈夫さ…」と心許なげにしか言えない。…

That’s it

数日間、更新してませんとリンク先がすごい事に なっている(苦笑) 別に2次創作のストックが枯渇した訳では無くて 大体がプロットで止まり、浮遊している。 書き出す為に必要なもの、それはカタパルトのような 発射台のような(一緒か)、後押しが必要なのね。…

文化と日常

文化の日。空は晴れて、心地良い風が吹いていた。 ある事件の後、幼子を連れて天上界から再降臨した 女神ベルダンディーは、最愛の思い人、森里螢一の元へ 「ただいま帰りました…螢一さんっ」 「おかえり…」 ふたりの間に、愛の結晶とも言うべき存在が 無垢…