転生輪廻
神 あるいは仏が作りしこのシステムは...
「ああっ女神さまっ」 それは女神と人間の恋愛物語なのですが
時間のベクトルから、次元構成から何までまったく接点が無い
それが普通なのですが、いわゆる 縁 ありて
二人は出会います。
もっとも、先に見つけたのはきっと女神さまっの方だと思われますが
と言いますのも、時代を超えて、時空を超えて連綿と生き そして
数々の歴史の中の出来事や、人々の心の機微等を見守り続けてたのは
他ならぬ自愛の象徴とでも言うべき 女神さまっなのではないでしょうか
そこから考えますと、女神ベルダンディー達は
前世の森里螢一(前世は名前も個性も違っていたと思うが)をも知っていた
そう考えるのは当然のような気がするのです。
それは紀元前の事だったかも知れないし、もっと前の時代だったかも…
そのかなり前に、ふたりは出会って、やはり恋をして…
そして誓ったと思うのです。
「命尽きるまで」と…
ここが肝心な所で、女神さまっの時間感覚で言う所の尽きるとは
いったいどのくらいの時間なのでしょうか
ここは人間心で考えるのは愚考だと言わざるおえませんねぇ
「ああっ女神さまっ」今現在進行形の物語は、過去に歴史あり
そして未来に径行して行くと言えます。
また二人の未来は、現在の中にその種子はあり
愛と言う言葉に表現されるもの達に その息吹が
連綿と受け継がれて行くのだろうな、と思っております。
人として、いつかは寿命が尽き、天に召される日が来ると思います
ですが彼は、再び転生して、この地球のどこかに生まれ
それをまた女神さまっは、見つけ出し
風のように 丘を下るように 彼の元へと降臨するのでしょうね。