小高い丘のある お寺の境内まるく光る満月が 夜空を照らす母屋にある 縁側に ふたり夕べを済ませて 空を見上げている。心地よい風 それはもう秋の夜風だ軽く羽織る 緋色のカーディガンはやがて秋化粧をする 山林のようで挿した頬の紅が よく映る。 「お腹一…
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