片思いしか知らない男のことを...

満天の星屑 見上げる夜空に 手を差し上げてみた


 空しく空を握りしめる その小さな手

 永遠の漆黒 遥か彼方 遠い昔から

 遥か彼方 旅を続けた 光のメッセージは

 彼には 広大で 崇高で 


 求めるものがあまりにも大きくて だから

 自分でも見えなくなって だから

 その小さな目で その視界に映る世界しか

 そして思いですら だから

 どうしても 放って置けなくて だから

 だから…


 四季の巡り合い 待ち遠しい季節には

 出掛けましょう 花の香り 風に乗って

 心躍る 心安らげる その場所は

 きっとそこに存在するのだから。