おやすみの前に

belldan2006-03-28

福井出張から帰阪しました(苦笑)

アフタ最新号には ささやかなポスターが

付いており TVシリーズ第2弾の

静かな船旅が始まる…そんな予感を含みながら

時間は過ぎていくのであります。




 さて、寝る前に軽く腹筋を20回やってから

 まぁこれはいつものルーティンなのですが

 森里螢一は、汗ばんだTシャツを着替え

 洗いざらしのシーツに横たわるのでした。


 「それにしても...」
 それにしても、毎度の事ながらベルダンディーの家事は

 完璧だなぁ〜と思うのでした。


 彼女は俺にとって、どういう存在なのだろう?

 いつもの疑問、答えの見つからない迷宮のような

 そんな気持ちになるのですが、それでも彼女は

 いつまでも俺のそばにいる…その事実だけは

 消えない真実でもあるのだと

 螢一は思うのでありました。


 日溜りの匂いが微かに残るシーツに、鼻腔を擽られながら

 いつの間にか、彼は眠りに付くのです。


 毎日女神さまっが祝福して 毎日女神さまっが微笑んでくれる

 それもまた日常のひとコマ

 さて、彼の見る夢は いったいどんな夢なのでしょうか...



 「あ…」
 螢一さんっが眠ったようだわ、とベルダンディーが感じたのは

 彼が夢の旅路を始めようとした、その時でした。


 
 居間を出て 廊下を左に曲がり 彼の部屋の前

 そっと手をかけた襖に 幸福のおまじまいを添えて

 
 彼の寝顔 その一瞬の表情 愛しくて 切なくて

 今この時が 私のすべて 私の愛だと思う。


 「螢一さんっ...」
 愛しき彼人への眼差しも いつもの事

 おやすみの前に 


END.


画像はいったい何でしょう?(笑 もちろん知ってますよね♪