螢一くん、その後...

すでにご夫婦♪

多くのファンの感動をさらった

ああっ女神さまっ 初終−FirstEnd−」

やっぱりその後、特に螢一くんの事が気になります

さて彼は…いったいどうしたと言うのでしょうか

やたら電話をかけまくった。

傷心に後の人生を費やしてしまった。


あ…記憶が無くなって…って言うか、何も覚えてないのか



てな訳で、これらは却下(笑




気がつけば彼は、ひとりお寺の母屋にいるのだった。
「あれ?ど〜してオレは…ここに…」

なぜ自分がお寺にいるのか、それがどうしても分からなかった

たしかオレは、男子寮にいたはず…だけど?

それから数日後、いつもと変わらない日常ではあるのだが
何かが違う…心にポッカリと穴が開いたような喪失感が
彼の心を襲うのだった。

気がつけば、5回生(爆) ドイツ語を落としたらしい…
落としたらしいって言うのは他人事のようだが…

でもまぁ、先輩たちの強引な誘いか何かで、やっちゃったんだな
そう思うことにした。だってほかに理由が見つからないから。


気がつけば、自動車部の大先輩である 藤見千尋さんが経営する
バイク・ショップ ワール・ウインドでバイトしている。

千尋さんは何も言わないが、どんな経緯でバイトしているのか
いまだ謎である。


大学には講義があるときだけ通うのだが、ときおり吹く風が
なんだか懐かしいと思う時がある


そしてなんだか切ない思いが、込み上げてくるのが
自分でも分からない…


お寺に帰る。
そのだだっ広い母屋の居間にひとりいる
少し離れた民家から、かすかに漂う夕食の香り


ふと厨を覗いてみる
整然とした佇まいを見せるその台所にも
ささやかな風が舞う

「ここは…それにオレは、何を探している?」


幼い頃から、両親に「自分に正直に生きろ」と言われ続けて
今の自分がいる

その教えは、体に染み込んでいるから
今の自分の気持ちが、どうしても解せないのだ。


「何なんだ!この気持ちはっ!」

自分に問うてみても、何ひとつ答えなぞ見つからない
ただ、喪失感だけが心に中に潜んでいるだけなのだった。


あるいはそれを、欠けたピースのように感じるときもある
心が丸く、本来の姿である為には
満月のような形が望ましいと、誰かが言っていたような気がする


探せば見つかるものなのか…それすらも分からなくて
日々は無常にも過ぎて行くのだった。


彼の名は、森里螢一 ごく平凡な男子

だけど、いつも自分の正直に生きようとする
心優しい人間なのである。


そんなある日…




 続く(おぃおぃ





ええ、ちゃんと続きはありますよ。そりゃもう膨大なものでして
でもね、書きゃ良いってもんでもないですから、編集して
掲載しちゃいます(苦笑

皆さんの心の中にも、きっと素晴らしい続きがあると思いますから。