春の女神さまっ
4月になれば彼女は・・・
どんな厳しい時期があったとして、春という季節に
ちゃんと芽吹き、花咲かせる存在がある。
連綿と続く季節の時の中で、違えずに、在り来たりに。
風が運んでくる季節の空気の中には、小さな小さな精霊たちが居て
ほころぶような笑顔、だがとても慎重に木々に、草花に息吹を
投げかけて安堵していた。
それを見ていた女神さまっは、春の歌を唄う。
金色の光の中に、生命の息吹は増幅されてたわわになる。
嬉しい楽しい大好き、言葉にすればそんな感じ。
「たとえ現在、どんな状況下であったとしても」
小さく首をかしげながら
「あなたは大丈夫、何度でも立ち上がって」
空を見上げ、小さく微笑み
「春が来たのよ」
人間はそんなに弱くない。信じる思いがあるのならきっと
何度でも何回でも立ち上がって前進出来る。
庭の桜の枝、小さな蕾が膨らみ始めました。
春の女神さまっ
by belldan Goddess Life.