They long to be...

遙かなる影のように


なんて春の雨は優しいのでしょうか。
冬のコート脱ぎ捨てた人々、雨音を刻む傘の花が
街を彩る。
そっと瞳閉じて、その音を聴いて
いつしか悠久の彼方へと心は飛翔して行くようだわ。


この雨はきっと滋養含んだ心の栄養。
乾いた心、しっとりと染み込んで行くかのよう。
あなたのこと思い 小さな種を蒔きました。


どこまでも続いて行く空から、空へと
思いもきっと続いて行く。


雨が上がったら、きっと小さな双葉が芽生える。
あなたのそばに、愛の花が。




世界は喜びに満ちている。
その悲しみ、その困難がすべて幸福に繋がると言う事
それを知ったなら。



by belldan Goddess Life.