Always think about you

belldan2005-05-28

   いつも 君を思うよ


雨上がりの水溜り 浮かぶ雲 流れる雲に

面影も浮かぶ 午後の曳航

大海原渡る風 異国の香り 運ぶ貿易風だね

風になびく 亜麻色の髪 踊るように 遊ぶように


突然の落雷 それは神の啓示か あるいは戯れなのか

陰影ふくんだ 新緑の散策

緑の木々 なでるように 山からの降りて来る風に

微笑みながら 声をそろえて 歌うように 君の声が


いつも君を思っている

幾千万の星たち それよりも


いつも 君を思うよ

季節の風が ささやくように


閉ざされた 見えないドアは 真実の言葉だけに反応して

だから いつまでも本当の気持ちだけを持ちたいと思った

君と出会って 君を思って

伝えたい言葉は ひとつしかないと悟ったよ。




 螢一は かたわらに眠る 健やかな寝顔の女神さまっを見つめながら

 微かな吐息と シンクロさせるように 自分の呼吸を合わせた。

ベルダンディー…」

 一言 そうつぶやいて もう一度彼女の寝顔をみる。


 愛しいと言う思いは 洪水の様にあふれ出すのだが 言葉にできるのは

 たったひとつだけ

「ん...」

 寝返りをうつ彼女に 少しだけドキッとした。

 今なら言えるんだけどなぁ そう思いながら 我ながら少しは成長したかな?

 なんて考えて 笑った

 そして 彼女の耳元でそっと

「愛しているよ ベルダンディー

 そうつぶやいて 照れてる自分を ちょっと誇らしくも思った。




いつも 君を思うよ。