女神さまっのクリスマスその2
クリスマスはもうすぐそこまで来ているのに...
仙太郎と一緒に歩いていた少女は、誰なの?
揺れる乙女心は隠せない…そこに登場したのは
言うまでもなく 恋愛のプレゼンター こと
ウルド姉さんだった(笑
すでに始終を見ていたウルド姉さんは
「恋する乙女って、大変よねぇ〜」 と
したり顔で言うのだった。
「あら、姉さん来てたの?」
みんなでお買い物が出来ると嬉しそうにベルダンディー
「ちょっとベルダンディー!お買い物どころの騒ぎじゃないのよっ!」
とウルド姉さんは、割と真剣に言うのだった。
「ウルド…」
これ以上言うと、自然に涙が出てきそうなスクルドは
哀願するような瞳でウルドを見つめる
「よ〜し、分かったっ!このウルド姉さんに任せなさいっ!」
という事で、ウルドは仙太郎の後を追うのだった。
もちろん姿は小さくしてだが...
「スクルド、仙太郎君もきっとお買い物なのよ♪」
そう言ってスクルドに笑いかけるベルダンディー
しかし心ここにあらず、と言った面持ちのスクルドに
今は何を言っても響かなかっただろう。
黄昏に染まる商店街の空は、いつも通りなのだが
何故かとても淋しげな気持ちになるスクルドだった。
きっと24日のイブに続きが書けるはず(哀願)
誰も見てないけど...