スクルドセブン

トゥアハー・デ・ダナンの艦長 テレサ・テスタロッサ

軍人だ。階級は大佐。頭脳優秀、類まれない美貌の持ち主

そして、艦のマスコット的存在でもあった(ぉぃ

しかし、惜しむらくかは彼女が生粋の運動音痴

いわゆるドジっ子という事だった。


そんな彼女が  をした

そのお相手は、いわゆる 朴念仁 と言われる軍曹だった。


さてさて、この恋やいかに…



 つづく(笑)



そんな事はともかく、短期留学した高校の友人が、ある物を

彼女の元へ送ってくれた日の出来事...


「はぁ…」とため息を付くのはアッシュブロンドを三つ編みにした

ご存知テッサだった。

「昔の詩人が言ってました…

 恋をするのは簡単だ。ちょっとした希望を持つ事だ…って...」

送られてきた小荷物の包みを開け、手にしたのはアニメのDVD

それの第1話を閲覧した時のこと、彼女は右手を自分の額に当てて

「はぁ…」とため息を付くのであった。






ちょうどその頃、日本のとある町のお寺の母屋で

同じくため息を付く少女がいました。

「はぁ…」

メカマニアのアイドルとも言える 彼女の名はスクルド

そして彼女が作ったAIロボットのシーグルの事で

彼女のおきまりのポーズはいつも OTL だった。



 シーグルが誰かに恋をした?!



この噂は、猫実商店街は言うに及ばず、彼女の行き付けのジャンク屋

パーツ屋…はては、大好きなアイスクリーム・ショップの店長までもが

その噂を耳にし、その恋の行方を気にしているのだ。





「センチャンっ!」

彼女自慢のローラーシューズが白煙を吐く。

その飽くなき追従心は、いとも容易く彼女を動かすのだ。

時速80kmは出ている。

いかに仙太郎が自慢の脚力を持っていても、彼のBMXが

彼女を振り切る事は出来ぬだろう。


「くっ…なんなんだっ?!いつもいつも…」

しかも俺の事を センチャン♪ とか言ってるし…


行き場の失った、彼の憤り…だがしかし、彼女は

スクルドの妹?だとスクルドから聞いている。

そう、彼は彼女を無下に出来ないのだ。


川原を疾走する仙太郎、そしてすぐ後方にシーグルが近づく音が

ドルビーサラウンドのように彼の心を震撼させる。

・・・俺は、ヤバイ…マジで死ぬかも・・・



その時だった。彼は前方から突進してくる無人のバイクを見た

その姿は、白くて丸いヤツ (爆


「あっ!あれはもしや…伝説の白いヒーロー!」

仙太郎の心の中に微かな希望の光が見えた。





そこから先の事は、覚えてない…

気が付けばスクルドのお姉さんに介抱されている自分がいた。

「仙太郎くん!大丈夫?」

スクルドのお姉さんはそう言って、手のひらを俺の額に当てている

すごく気持ちが良いんだ。でも、それもつかの間、俺は眠ってしまった。



つづく(マジで?)

って言うか、こんなの読みたいって奇特な方がいるのなら(苦笑