Etude non temo.

光の三原則 銀の三角 白の三角
紡ぎ上げた世界の 歴史のタペストリ
風の乗る絨毯 雲間から見える場所へ
舞い降りる白き羽の その不安定なリズム


産声を上げた 新しい世界に
混沌とした 無垢なる器に
光が差し込まれ 秩序の礎となる
やがて世界は 光と影の織り成す時間が
艶やかにすべり 舞い 踊り出していく


たくさんの世界の中 たった一つの世界に
心寄せて 思い紡いだ ふたりの岐路に
花の咲くように 虹のかかるように
愛の結晶が 育まれて行くのだった。


「愛あれ」


女神は思う「此処に愛あれ」と強く願う
時を紡ぐ守護神の その思いから光あふれ
そして分かれて行った。


その世界は動き出す その世界は活性化され
能動的に動き出す それが女神の願い
それが ふたりの絆 


それが ふたりの原罪...



Solid Black etude non temo.



女神さまっの懐妊等に付いて、不透明な箇所等もあり
エチュードとして設定等を書いてみました。
人と女神は、それぞれ存在する次元が違うので
このお話では、天上界サイドからの視点で女神懐妊を捉えてます。
懐妊=光の分光、と言うシステムがあり、その前に器としての
空間、すなわち世界が構成されて行きます。
人間界から見た世界、それは単一の物で、確固たるマテリアル
なのですが、高次元から見れば、たくさんある世界のひとつとして
認知されているのであります。
ノルンは、その高い能力と時を守護する力が絶大なので
その空間、世界は小さくとも質量が膨大なものになります。
更にそこに、力を持ったノルンが光を分ける…その事自体が
ビックバンにも相当する爆発が予想されるのでした。


だた、地上界に降臨して、平凡な日常を暮らす世界には
何の影響も有り得なかったのですが...。


by belldan Goddess Life.