乙女のスールな日々...

マリア様がみてる薔薇の花かんむり」拝見。
思えば31作目で、やっとこスールになった
祐巳瞳子…感動のシーンを!と思いきや、割と
あっさりとした展開に「あれ?」と思った貴兄も
多かったと思われます。
しかし何もかも、ここから始まるであろう二人の
スールな学園生活は、これからも続いて行くでしょう
そして、私達に
たくさんのエピソードを見せてくれるに相違無いと
思った次第でありました。


肌理細やかな心象風景と、乙女達の心の機微が
実に見事に表現されている原作小説。
そしてアニメでも、それが可能な限り忠実に表現され
鑑賞する者を、安らぎへと…もちろん安らがない場合も
ありますが、鑑賞後は、ホッとした心境になれるはず。


ああっ女神さまっ」原作の中にも、そう言った心象が
随所に表現されていて、読み込まれているファンなら
そこに最大の魅力を感じ、魅了されていると思うのですが
アニメになると、そこいら辺が曖昧に表現されていると
感じてしまいます。
もちろん、アニメ特有の表現方法があるとは思うのですが
それにしても、どうしてももっと登場人物の心の機微を
その舞台である、平凡な日常生活に映してくれないのか。
それが少し残念です。ですが
決められた枠の中で、最大限の努力を惜しまず製作された
関係者各位に対して、それは多大な感謝の念でいっぱいです。


次回の秋スペシャルは「戦う翼」リンド降臨編ですよね。
これが第2期の最終話として機能すると思いますが、
もうそろそろ、戦闘物で締め括るのは止めて貰いたいです。
劇場版しかり、第1期しかり
もちろん時系列的には原作をなぞっているので無問題ですが
それは第1期でお仕舞いでしょ?
エキサイティングな戦闘物は、視聴者の目を引きますが
私には何ら興味がありません。


そしてこれは個人的意見なので、ご意見無用です(笑)


ああっ女神さまっ」なら、普通の日常を叙情的に
描いて、それだけで素晴らしい作品になるのにね〜と
勝手に思っております。
あ、営利はまったく考えてません(爆)


じゃあ実現は難しいや(泣)