記憶の源泉

さて「ああっ女神さまっ」36巻の考察ですが...


 初めに言いますが、この面白いシチュエーションに
何故ヒルドさんは介入してこなかったのか?(笑)


ああっ女神さまっ「記憶喪失 編」


 ベルダンディーと螢一くんの安定っぷりを見て
安堵を浮かべますが、しかしこれじゃギャルゲーにすら
ならないな〜と感じました。
感じる事すら間違いなのですが、これはコミックスを
拝見した時の、率直な感想だったりします(笑)


しかしですね、連載中はハラハラドキドキしたんですよ
結果を知っている強みなのでしょうね。コミックスに
なった時点で、確認と言う観点でしか鑑賞できなかった
のは、ちょっと辛い事実です(苦笑)


本当に、記憶喪失になってしまったら、そんな事は
言えないのですが、ね...と、これは私自身の事です(笑


本編の最後には、実に素敵な言葉が問題を解決に
導いてくれます。
「君のような女神さまっに ずっとそばにいて欲しい」


はい、この言葉が全てです。多分、この物語は
この言葉で始まり、この言葉で終わるような気がします。


螢一くんが発した言葉、その思いは純粋で、しかも
かなり強力な意思があふれていると思います。
単純な愛の告白と思われがちなのですが、しかしこれは
少し観点を変えると、女神さまっがそばに居るべき人と
しての、ごく自然な所作だったのかも知れませんね。


こちら天上界としても(笑)、1級神の女神さまっが
地上界に降臨したまま、帰還してこない事実は、言うなれば
青天の霹靂なんだと、大ニュースだったと思います。
女神の免許更新も忘れたり、地上界にドップリな彼女を見て
天上界の女神達も、ざわめき出しましたよね。(推定)
そしてその噂の渦中の人間である、森里螢一くんに関心が
集まるのは言うまでもありません。


「森里螢一さんっ…どんな人なのでしょう」
女神たちの声は、やがて現実になり、行動に結びつきます。


そして今回、クロノの降臨となった訳です(ウソっす)



by belldan Goddess Life.