天使の歌

天使の歌

セーブする時間 
まるで蓄えられた瓶から
飛び出しそうな勢いで 
空へと駆け上って
螺旋描く 
その 音楽のような流れに乗り
天使の歌が 荘厳に奏でられて行く
風がその 琴線にふれる 
ゆらり ゆれる
まるで呼応するように 
重なるハーモニー
旋律に取り巻いて 
着かず離れずに


生命の息吹 あふれて
この地球(ほし) 生まれいずる
その 連綿とした営みに
微笑み 慈しむ 天使の歌


日の生まる水平線から
茜色の彼方まで 歌声響いて
今日もまた「あなたの幸あれ」と
歌声は 止まる事を知らない。


天使の歌。


by belldan Goddess Life.