設定とかね。

光一元の世界と真なる闇は、表裏一体という設定。


天上界、時の守護神たちノルン三姉妹の物語を構成する際
彼女たちの本体を、広大な光の塊と考えた。或いは集合体
と思って貰っても良い。
その大きな光の中から、象徴として女性の姿、女神さまっ
の姿が現れた。それが現在のノルン達だと思ってほしい。
分光された3個の個性は、それぞれ過去、現在、未来を
体現し、その方向性を示し、歴史を編纂して行く。
幾多の糸を編むように時を紡ぐ事は、聖なる使命だ。
連綿と続いて行き、世界の果てへと休む事をしない。


世界の果て、それは世界が終焉する時。
「命、尽きるまで」は、同意語だと考えて欲しい。


原作中にあった「命、尽きるまで」と言う言霊にある意味
それは彼女らが光の中から分光し、その使命を終える事。
そして光はまた、真なる闇へと帰還し、再生の時を待つ。


新しい世界の誕生の、その時まで...



*** *** *** ***


最近、ちょっと話題になった、女神さまっの願い事への事。
願い事が成就される、即ちそれは任務完了となる訳ですが
ノルンである女神さまっのそれは、例外中の例外だと考えて
ほしい。
特に現在を司る次女ベルダンディーに関しては、時代を
遡って構成しているお話があります。掲載は未定ですが
別館にガイド的な物語を置いてます。
参照:Goddess Life Annex. こちらに
「時を紡ぐ女神さまっ〜Coro di dia〜」1と2があります。


話を戻しますが、願い事には様々な要素が含まれてます。
人々の幸福を願うのが、彼女らの使命でもありますが
では、彼女らの願いは?と考えれば、彼女ら自身が
幸福である事、それは実に大切な事ですよね。
多くの経験則から培った才能、そして本来の使命と共に
彼女ら自身が成すべき事への、あくなき探究心があって
方便として、ある人間の男性へと意識が注がれます。


遡って、この星に人類が誕生した。それはまだ始まりの頃
地球に降臨したノルン達、女神が、ある男と出会います。
それが偶然なのか、それとも必然なのか、その時点では
分かりませんが、出会い、そして別れを繰り返して
ふたりは確実に接点を多く、距離を縮めて行くのです。
神話の時代にも、中世、近代、そして現在に至るまで
出会いと別れが、確実にふたりの歴史を深め、高めて行き
辿り着いた今日、やっと聞きたかった男性からの言葉を
ノルンは聞いたと考えてください。


「君のような女神さまっに、ずっとそばにいてほしいっ」


回を追う毎に惹かれ合うふたりを描写して行く、或いは
それを見て行く様は、とてもロマンチックですが
分光した存在、象徴として現れた時の守護神
女神ベルダンディーの表面意識に、水面意識である本体
から、多大な情報が、少しずつ送られてきたと考えれば
なるほど、と理解も出来そうです。


その中で、愛し合うふたりが、所謂性行為をしたの?
してないの?と言う議論は、二の次、三の次で
どちらでも良い事なのだと考えてます。
それは当然、しようと思えば出来るし、しなくても良いし
ましてや描写なんて愚かな事だと考えます。


二次創作で私も、彼らの間に子供を設けると言う設定を
作り書いてますが、最初の話「Life」での失敗を次回作で
解消したつもりです。
しかしそれも、選択肢のひとつだと思ってます。
例えば先に出した、森里螢一くんの願い事を、どのように
捉えるかで未来は変化して行きますよね。


女神さまっとして、そばにいて欲しいのか
それとも、君(ベルダンディー)に、いて欲しいのか
同じでは?と疑問も持たれると思いますが、それは違います
よね?
女神さまっとして、ふたりが結ばれるのなら、人間である
螢一くんに、ある変化が要求されます。
また、好きな女性として彼女を求めるとすれば、女神さまっ
では都合が悪くなる事もあると考えます。
そのどちらを取っても良いのですが、それは各人で考える
のが正しいと思います。


「いいじゃん、そのままで」との声も聞こえてきそうですが
それもアリです。
話に深みはなくなるけれどね。
それは例えば、OVAでの設定を振り返って見ても分かると
思います。幼い頃に、すでに出会っていたと言う設定は
二人の過去に重みを加えますし、原因として機能しますよね。


現在、現時点だけの話として考えれば、ただのロマコメ。
過去の歴史を想定して、物語を膨らませて行けば
それはそれは面白い事になりそうですね。


しかし彼女達が女神さまっではなく、ただの異世界
或いは異空間から訪問した宇宙人だとか、そんな設定なら
こんなに嵌らなかったなぁ(笑)


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これはあくまで私個人の設定なので、原作と繋がる所、そうでは
ない所があります。
違和感等、感じてしまったのなら、華麗にスルーしてくださいね。



by belldan Goddess Life.