女神ウルドの怪奇事件簿

シンと静まり返った部屋、褐色の肢体をシーツに
くるませて過去を司る女神ウルドは就寝していた。
「ん・・・」
寝返りを打ち、体勢を変えるとシーツの裾から
露になった足先が見え隠れする。
スラリと伸びたおみ足が、実にセクシーだ。
「きゃはははー!」
どうやら、何か面白い夢でも見ているようだ。


まだ、起きない。


そして


まだ起きない(笑)



みんなのティールームで、見るとも無しにTVをつけて
ぼんやりとしていた螢一は、屋敷がとても静かな事に
気がつく。
「何だろね、こんなに静かって…」
まさか、嵐の前の静けさってヤツなのだろうか、と螢一は
不安にもなるが、当座のこの静かな空間を堪能しなくては
と、ちゃぶ台にある湯飲みに手をつける。
ズズズ、と一服、旨い、まさに至福の一時だな。
この後、どんな事が起きようとも冷静に対処しなくてはと
心に誓う。だがそれも杞憂に終われば良いのだが。


その時、ベルダンディーは湯浴みをしている最中だった。
一日に一回、沐浴をする行為は、言わば女神の勤めであり
これまた女神たちにとって、至福の一時でもあった。
「はぁ…良いお湯ですね...」
チャポンと湯が音を立てて、彼女を肢体を包み込む。
清冽なその姿は、まさに見る者を恋に落として行くだろう。


スクルドと言えば、これまた仙太郎君と河川敷で会っていた。
これも何時もの事、そして至福の一時であった。
「仙太郎く〜ん!」
勢い良く走り出したものだから、彼女のお気に入りのスカート
の裾が風に弄ばれる。
フワリと風に巻かれた裾から、健康そうな太股が露になる。
「キャ!」
思わず裾を両手で押さえるのだが、もしかしたら…
「みみみみ…見た?」
恐る恐る仙太郎の顔を伺うスクルド
良く見ると仙太郎の顔も真っ赤になっていた。



そして、ネズミのガンちゃんは…
「オラ…何時になったら帰れるんですだー!!」



女神ウルドの…(またかよ)


by belldan Goddess Life.


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いやあ、実に面白い!Tales of the Abyss !
「よろしくお願いするですの、ご主人さまっ」

それと、ティア!ゆかなー!(笑)


あ、それからリンク先で「世界の起源」「季節の詩」
スゲー来てますが、何もありませんよぅ(ry