謹賀新年2009

女神さまっ達の会話

あけましておめでとうございます。



2009年、元日。しかもベルダンディーの誕生日とあって
御目出度い続きなんですが、この日に集いし女神たちの会話
は、ある意味、宇宙消滅を危惧する発言が...


それは元日の事、お正月らしからぬ、いつもの神衣で
ペイオースとリンドは、森里家へと降臨して来たのだった。
新年の挨拶等を兼ねた降臨に、対応したのがウルドだ。


その時の会話。


「諸君、おめでとう。 実は私事なのだが、今日は螢一くんに
告白しに来たのだ」
とリンドは真面目に、臆面も無く話し出した。
「なななな…なんですって!」
「いきなり何をおっしゃるの!」
ウルドもペイオースも、突然の出来事に驚くばかりだ。


「正式にお付き合いを申し出たいのだが、無作法か?」
凛とした表情から、笑顔がこぼれだすリンドだった。


ウルドは思った。これは全力で阻止しなければ、宇宙の存続の
問題だわっ、と。
ペイオースも動揺は隠し切れなかった。ベルダンディーの耳に
入ったら、地球崩壊も在り得ますわよっ、と。


「ちょ、ちょっと待ってっ!」
「ええ、とにかく落ち着いてくださらないかしら?」
ウルドとペイオースは、リンドをなだめる様に告げた。


「どうした?二人とも…慌てているのは君達の方だぞ?」
リンドは心配そうに、ふたりを見つめる。そして…
「そうか…やはり無作法だったのか…」
と、肩をガックリと落とした。


「あ…だからね、日を改めてってコトで!」
「そうですわよ!ウルドの仰る通りですわっ!」
何とか事を荒立てない様に出来たふたりは、安堵の息を漏らし
「今日はお正月!楽しくやりましょう!」
「そうそう!」
ウルドとペイオースは、リンドの背中を押しながら玄関へと
向かった。


森里家の元日、それは波乱万丈の日々の始まりでもあった。


おわり(笑)



本年も、宜しくお願い申し上げますm(_ _)m


by belldan Goddess Life.


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次回、お正月企画開催…