僕たちの音階

どれからしようか
 れんらくとって
  みんなでワイワイ騒ぐの
   ファンタスティックな夜
    そらに ほら煌くのは
     ライトじゃなくて まるで恋
      しんじられないっ!
どうしよう
 れんあいだなんて
  み合った瞬間 吸い込まれちゃう
   ファジーな乙女心 
    そっと包んでくれるよね
     ラヴが生まれる それが
      しあわせの瞬間だもんっ!


Colorfulな街路に
Diamond敷き詰めて
Emotionalな歌声が響き渡る
Fantasticな夜
Gracefulな風の囁きに
Autmaticに 瞳閉じた君
Baby その唇に ×××



「これ、なんて歌?」
君が、それはそれは本当に不思議な顔をして尋ねてくるから
思わず後退りしてしまったよ。
「ん?どしたの?」
大きな瞳を、もひとつ大きくして見詰められる。
二人並んで歩いている街路、そのステップに揺れる君の髪に
世界はリズムを取り出すんだ、きっと。
「ふふふっ…面白いの ドレミ、なんだよね、コレって」
口の端、キュッと持ち上げて笑う。
こんなに近くで…


「仙太郎? 顔、真っ赤だよ?」
「べ、別に…」
「あはっ へぇ〜?」
「な、なんだよ!」
「なんでもな〜い よ」


僕たちの未来って、どんなのだろうか。
音階のような階段、少しずつ踏み締めて昇って
その左側に君がいると良いなって。
心重ねて君の旋律なぞるようなハーモニーで
僕たちの未来、始まると良いなぁ...。


スクルドっ!あ、あの…」
「なぁに?」
「あの、…あ、何でもない…」
「変な仙太郎っ!」
そう言って君は、僕の掌を捜して握る。


僕たちの音階。


by belldan Goddess Life.


*** *** ***


ついカッとなって…反省はしない。