暑いですよ、と俺が

台風がご訪問中ですね。
猫実工大のタイフーンと言えば、この漢達です。


「おぉ暑いな 大ちゃん」
「そうだな 田ちゃん」
「しかしこれしきの暑さに耐えれなくてどうする?だな」
「だな」
「ところで森里は元気かな?」
「曲がりなりにも自動車部部長を務めた後輩だ、元気にきまっておる」
「だな…いや、しかし…万が一って事もある」
屈強な漢達は、その大柄な体形に似合わず小さくなってヒソヒソ話を
始めた。


「どうだろう、ここは先輩として陣中見舞いに参ろうか」
「うむ、実に俺達らしいな」


そんな訳で、森里家に台風が接近中…らしい。



一方、森里家では...



「わぁ、すごい風です!」
「台風だよね、雨も降って来たし」
一応の対策として、縁側の雨戸を閉じている螢一とベルダンディー
仲睦まじく和気あいあいと仕事に従事している。
「ところでさ、ベルダンディーの台風のイメージって、どんな感じ?」
「そうですね…悪戯小僧さんがワイワイと遊んでいるような…」
「へぇ…」
「螢一さんっは?」
「そうだなぁ…俺が思うに、風神雷神が大暴れって感じかな?」
「ええっ!風神さんと雷神さんが? ふふっ面白いです」
そう言ってクスクスと笑い出したベルダンディーだった。


そんな話をしている最中に、猫実工大の風神雷神が坂を登って
他力本願寺を目指しているとは女神さまっでも気づかない(笑)



と、まぁ…現実の台風は違うけど、だいたい合っているよね?ね?



by belldan Goddess Life.