霜月

11月です。しかし慌しいのは終わらないのね。


アフタ「ああっ女神さまっ」原作は引き続きRPGの世界で
藤島氏が楽しんでいる模様ですね。遊んでいる、とも言う?
それはともかく、毎月拝読していますが…。


それから、2日発売されてたビジネスジャンプに、藤島氏の
レポートが掲載中。自衛隊の演習とか・・・


この時期、急に冷え込む時がありますよね。
対して日中は「あっちー!」ってくらい暑かったりも…
そのギャップがまた、身体には辛いようで。


*** *** ***


あんなに暑くて、汗びっしょりかいてしまうくらいな昼間
それでも物陰に入ると、そのかいた汗が肌に冷たく感じて
思わず「へっくしっ!」と、くしゃみをしてしまう。


「あら大変っ!風邪ですか?」
「いいや、ちょっと汗が冷たいなぁ〜って」
「そうなんですか…でも、どうすれば?」
「ああ、話は簡単。濡れたTシャツを着替えれば良いんだ」
「そうなんですか!では…」
「ちょ!ちょっと待って!」
「え?どうしてです?」
「だって、イキナリ脱がせようとするから…」
「でも、着替えないと…」
「それはそうだけど…」
「では」
「だ・か・ら…着替えは自分でするから!」
「そんな…私は螢一さんっのお手伝いをしたいだけなんです」
「・・・あ」
「私では…イヤですか?」


(イヤじゃないです。イヤじゃないけど、ほら、あの襖・・・
 ちょっとだけ開いてるよね?)
(あら、本当…私ったら、閉め忘れたのかしら?)
(それは無いと思うよ)
(では、一体誰が?)


効果音:襖の開く音(笑)


「お困りのようねっ」
「…困ってません! と言うか、ウルドの覗き見に困ってるから」
「へぇ…あたしにそんな言い方をしても良いのかしら?螢一くん」
「脅しですか?ウルドさん」
「別に〜ただ、そんな事を言うと、アンタに災いが…」


(コレが、すでに災いと言うものだよ)


「ねえさんっ!」
「あ…(すげー怒ってるし)」
「幾らなんでも言い過ぎですっ!」
「あれ?(今、微妙に論点がズレた様な気が…)」


「とにかく!俺は自分で着替えるから!」
螢一は、はいはい出ててよ、と言って二人を部屋から追い出す。
その間、ウルドの「ちぇっ」と言う声と、ベルダンディー
「そんな…螢一さぁ〜ん」と言う声を聞いたが、聞かない振りを
した。


これでスクルドの乱入も許したら、何時も通りの展開になって
マジで風邪を引いてしまいそうだった。


霜月。


by belldan Goddess Life.