Belldandy

幸せ色に染まりたいと思った。
「でも、それって、どんな色?」
良く分からない、でもね、君の頬が綻ぶような
そんな色だと思うんだ。


もしかしたら初めて見た時感じたような
もしかしたら切ない思いが交差する感じ
嬉しくてちょっとだけ切なくて、なんだろ
君を見ていると、懐かしい宇宙(そら)みたいな
透明感に心がとらわれてしまうようで。


それはきっと、僕だけの色 だけどきっと
君に届くはずだと そう思う。そう願う。


きれいな色なら、いいな。 本当にいいなって。



ずっとポケットの中にしまってたら
ずいぶんクシャクシャになって色褪せてしまったけど
流れ行く時間の中で、初めから思いは変わらなかった。


幸せ色に染まりたいと思った。
たくさんの色彩の中で、溶け出した色は
やがて小さな虹色に変わって行くんだ。


君の、その笑顔のように。
愛の、女神のように。


Belldandy.