ああっゲートの向こう側

・・・と。言う訳でふたりはゲートをくぐって行った。


「ふう…さてさて、どんな結末に…」
最新刊のアフタのページをめくる度、事の成り行きが気になり
何も手がつかないのは更新をサボっている言い訳にしかならない
のだが、しかしあの娘ではないが「私、気になりますっ!」的な
感情は否定できない。否定しない。お願い。



やはり原作はすごいなーと感嘆しながら以前自身が描いた物語を
少し紐解いてみた。とても稚拙で眩暈がした。
創作(二次創作)は作品への愛情と作者へのリスペクトがあってこそ
なのですよね。
そこに自身の感情がシンクロして(無理やりかも)初めて構築されて
いくのかもしれません。
ある種の高揚感と、日常の安定感の微妙な匙加減が必須なのは
言うまでもありません。
ここ数年の日本の政治不安定も相まって考える事が他にシフトして
はなはだ迷惑を蒙った物書きも数多くいると想像します。


こんな作品が見たかった。


そんな理由(願望とか欲望とか)で始まる二次創作は、視点を変えて
時を越えて、すでにメディアミックス化さてれいる昨今です。
以前の「ヲタク文化」それはカウンタカルチャーだったのですが
現在、確かな文化として世界巻き込んで広がっていると思います。



「戯言は済んだ?」
「ほぇ?」
「言い訳は言い終わったのかしら、と聞いているのよっ!」
「だ、誰?」
「あたしよ!」
「まさか…マリアベル!」
「いい?物語が始まってから新学期は終わり、初夏のイベントも
終わり、夏休みのあんな事とかこんな事…すでに過ぎてしまって
もう秋!そろそろ冬になりそうな感じなのに、アンタは何も書いて
ないって…どういう了見なのよっ!」
「ああ、そうだね…たくさんイベントがあったね。構想はあって
書こうと思えば書けたのだけど…」
「だけど?」
「スミマセン…」


だって、だってだよ!君のお母さんの一大事に気持ちが他所へ行く
もんか!
こんなにドキドキして、胸がはちきれそうなくらいになっているんだ
体調もおかしくなるって!


とは言えませんでした。(とほほ)



えっと、スミマセン。きっと再開します。


by belldan Goddess Life.