森里家の日常4

七転び八起きの精神で。


このまま劣情の付き従って行くべきなのか?
そう、押し倒し、押し倒されると言った現状を鑑みて
いいではないか、いいではないかと言った事も予想
出来ちゃうし、アレコレ出来ちゃうって事になる。


まてよ?これっていわゆる『できちゃった婚』って
按配ではないか?按配ではないか!


そこでハタ、と思い出した。
しまったー!まだ婚姻届出してないー!
て言うか、現実がドバタバしてたしなー。
あ、でも俺の両親に挨拶行くのが先か?
えーとえーと、優先順位?ではなくて…


「螢一さん…?」
「あーえーとそのー」
そんな事を思案したのが幸いしたのか前かがみだった
彼は、なんともフラットな状態に戻りつつあった。


あ、でも…待てよ?


婚姻届もそうだし、両親に会わせるのもあるけど、
結婚式はどーすんだー!
友人知人とか親族とか…あー!神属もかー!
て言うか、魔属もなのかー!
式場は?かなりの数になるかもしれないし…あ、そうか
ここ、お寺だし境内も広いし何とか…って何だか違う
ような気もするんだが。



「話は聞かせていただきましたわー」
「うむ、螢一くんの頼みとあらば…」


天上界からの刺客…ではなくご友人の登場である。


つづく。


by belldan Goddess Life.


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ほのぼの路線を狙ってみた!そんな気がする陽気な季節!
つづくって書いてあるけど、何がつづくのかはお楽しみな
感じではあるのだけど、はやくパラレジ読みたいわ〜。