2014-01-01から1年間の記事一覧

ある日の空ちゃん END

もしかして…白馬の王子様っ?それともテニスの王子様って これは別の話か、いやいや、平行世界を冒険する勇者とか、 ってこれって中二病全快じゃないですかー! そんな思いを起こすドンピシャなタイミングでドアは開く。 うっ、逆光でシルエットしか見えない…

ある日の空ちゃん

「ふぅ…あたしだってメガネ属性なんだけどなぁ」 長谷川空の溜息が部室の空気に溶けていく。 そう彼女は猫実工大自動車部に咲く一輪の花…って言うか 紅一点って言うか、現部長って言うか、何て言うか。 そんな彼女なのだが、恋する乙女なのは当然で、しかも …

ある日の千尋さん END

「もはやこれまでか…」 「いや、諦めたらそこで試合終了…」 こんかいのオチ。 とりあえず例の二人組みは「腹がイタイ」とか何とか 急に小芝居を始めてトイレに隠れた。それを確認した 中嶋くんは、何事もなかったように店先に出て、所轄の 担当者に報告し、…

ある日の千尋さん6

「こ、これは…」 確かに怪しい、そして妖しい…かも? それにしてもこのアヤシサ…何か知ってるような 気がするのは何故だろう、数秒考えて、頭に豆電球が ポッと灯る。 恐る恐る、その怪しい二人組みに声を掛けてみる。 「もしかして、田宮さんと大滝さん?」…

朝の風景

慌しい朝の支度は誰の為に? そんな気持ちにさせる彼女の朝は早い。 どれくらい早いかと言うと、朝日よりも、だ。 そっと開けた襖から、愛しい彼の寝顔を 愛でるように見詰め、彼女の朝は始まる。 台所に向かう。朝ご飯の支度は何時もの ルーティンワークの…

ある日の千尋さん5

「おう、そうだった!」 「ああ、忘れちゃイカンな」 作業の手を止め、やおらバックから装備一式を 取り出した、田宮と大滝。 あんたたちの容姿はゴツイんだから、お客さんを 怖がらせちゃダメだぞ、と留守番と頼んだ千尋さんは 「可愛い接客が肝心なんだか…

ある日の千尋さん4

そんなこんなでカツ丼を使い、刑事ドラマごっこを し飽きた三名だったが、ふとカウンター下にある プラモデルの箱に気がついた大滝は 「あれ?先輩、まだ作ってないんですか?」 と千尋さんに言った。 「あれか〜バイクじゃないと、どうにも想像できない っ…

ある日の千尋さん3

「この娘、女子力ハンパないわー」 あまりのヒマに店内でTVを見てる千尋さんだが、 こう見えても麗しき美貌の持ち主なのだ。 だが圧倒的にその力がバイクに置かれているが ちょっとした愛嬌だ。愛嬌か? そうよね、ベルちゃんみたいに…って、でも あたしは…

ある日の千尋さん2

藤見千尋さんは、豪快崩落、竹を割ったような性格だ。 いや、むしろ竹を割る斧かもしれない。 「Oh!ノー!」ではないぞ、決して。 そんな彼女だが、とても優しい女性だ。 どんな獰猛野生に対しても公平に対応するのだった。 さて、そんな彼女の後輩で、大…

ある日の千尋さん

バイクショップ「ワールウインド」の朝は… そんなに早くない。 朝、そんな時間帯にオーナーである千尋さんは 欠伸交じりで店を開けるのだった。 「あ〜あ、しかしヒマよねぇ」 従業員は三日程のお休みでいないし、客足も それにつられてこないし。 「あいつ…

そんな感じで

さてさて、螢一君達を帰りを待つ、と言うか 何かと戦闘中だった女神さまっおふたりは、 一体何と戦っていたのでしょうか。 察するに、魔女?或いは使い魔のたぐい? 魔法少女の成れの果て?かわいい悪魔? 「リンドー!お茶、入りましたわよ!」 「助かる、…

節分

節分だし、豆撒きとかして、と思っても 実際やったら大変、後の掃除の事を考えると 気が遠くなりそうな節分の日ですが、 恵方巻は例のごとく食しました。 惰性…そんな言葉の意味を考えると拙ブログ が一番にヒットしそうな更新頻度に加えて ネット接続が怪し…

謹賀新年

とりあえず「おめでとう」ですね。 さてさて二人の試練はまだまだこれからって 感じで次回に続く原作「ああっ女神さまっ」 新年おめでとうございます。 更新グダグダなこのブログ、真に遺憾を 感じぜずにおれませんよね。 てな微妙な日本語を使い、有耶無耶…