2007-01-01から1年間の記事一覧

ああっ女神さまっ〜新章〜

I just call to say,I thank you.言葉に出してみれば、そんな感じなんだろうと 俺は感謝の思いで充足された心を素直に 受け止めていた。 二人で歩いて来た道程は、それ自体が奇跡の 道程のように、俺達の前に敷かれていたんだ。 長い春。 それはとても長い春…

モチベーションの問題なのか

気がつけば10月は20日になってた。 「逮捕しちゃうぞ フルスロットル」キャラデザインは もちろん中嶋さん♪そして中嶋さんと言えば「マリみて」 「プリプリ」でも活躍されてました。 だからなのか、エンディングのアニメはすごい事にw 後、惜しいのはメ…

秋の嵐?

そう言えば「フルメタル・パニック」新作が 微妙に遅れているような気がする(笑) 遅れてる、と言えば「涼宮ハルヒ・・」新作も そうなのだが、待つしかないですね。 秋だけに、新作はたくさん登場するし 書店に行っても、何が何やら…って感じで どうしてだか…

落ち葉の音が...

映像作家である、新海誠氏の作品 「秒速5センチメートル」が小説化された。 それも本人が文章化したと言うのだ。 とても興味があります。 詳細はhttp://www2.odn.ne.jp/~ccs50140/ 映像作家と言えども、作品を構築する際は シナリオとして、物語を文章にす…

豊穣の秋に

女神たちが睡眠している。 それだけの事、それだけの事なのだけど 彼女たちの、その安らかな寝顔を見ると こちらまで、幸せを感じてしまう。 さしずめ俺は、女神たちを護る騎士だな、とか いつか読んだ勇者の物語のように、最愛の姫を 悪者から救出して、そ…

乙女のスールな日々...

マリア様がみてる「薔薇の花かんむり」拝見。 思えば31作目で、やっとこスールになった 祐巳と瞳子…感動のシーンを!と思いきや、割と あっさりとした展開に「あれ?」と思った貴兄も 多かったと思われます。 しかし何もかも、ここから始まるであろう二人…

時の来訪者

「森里く〜ん、ちょっと留守番頼むわねっ!」 千尋さんは、ベルダンディーの腕を取り、いそいそと 出掛ける準備をしている。 「あのぅ…螢一さんっ?良いんでしょうか?」 ベルダンディーは、俺の方を見ると、少し不安げな顔で 「あの…私もお留守番すると、千…

ボサノバ

創作活動にかかせないのが音楽です。 BGMとして、あるいはインスパイアされる為に お気に入りの音楽を聴きながら、文章を書いてます。 アントニオ・カルロス・ジョビン 「イパネマの娘」 スキマ・スイッチ 「全力少年」 らき☆すた キャラソン パトリシア…

10月の雨

ワールウインドからの帰り道、いつもは通り過ぎる書店に ふと目が留まってしまって、路肩にバイクを止め店の前に立った。 「螢一さんっ?何か…探し物でも?」 サイドカーから降り立った俺の女神さまっは、不思議そうにしてた。 「うん、ちょっとね・・・」 …

カレンの家族

カレンはオテンバさんだ。いったい誰に似たのかしらと モルガンはため息をついていた。 「君に似たのさ。だってそうだろ?すごく可愛いもの」 アンディは陽気に答える。 「そんな事言っても、何も出ませんよ〜」 プイッと横を向くモルガン、でもその瞳は微笑…

物思う秋に

「CLANNAD」が始まった。 内容は良く知らないが、キャストがステキだ。 例えば、古河パン屋さんの家族とか、ね(^^ 何でかと言うと、多分次回、拙ブログで掲載するであろう 「〜奇跡の子供たち〜」の設定に大きく反映されそうな そんな予感があるからだ。 …

潮風に吹かれて 2

夏の終わりを感じたいと思った。 最後の夏のしっぽを捕まえて「バイバイ」って言うの。 面白いと思わない? 思いつくまま走らせた愛機が着いた先は、南紀だった。 以前、ベルちゃんと森里君とで行くはずだった九州の地 その前に立ち寄った…と言うか、ここで…

潮風に吹かれて

海岸線をなぞるような道に、愛機もゴキゲンな エキゾーストを聞かせてくれる。 右へ左へとワイディングロードは続く。 海が見えてきた。 潮風に街路の木々も揺れる。心地良いリズムはサンバ このまま何処までも…そんな気分なのだ。 ちょうど頃合の時間、休憩…

キャンディ・ポップ

恒例のミーティングと称して、あたしと仙太郎は いつもの河川敷へと自転車を走らせた。 風が心地良い、季節が移ろうのを感じる。 夏が過ぎて、秋が来た。そして冬に備えて、あたし達を 優しく包んでくれているこの大自然が胎動するんだ。 「ねぇねぇ〜仙太郎…

お茶の時間

「これ、頂き物なんだけど・・・」 そう言って私に手渡してくれたのは紅茶だった。 深い色のアッサム・ティ。 ミルクティーに良く似合うと思う。 「わぁ〜ありがとうございますっ 螢一さんっ」 私はそれで飛びっきりのミルクティーを彼に 「さっそくお茶を淹…

ツーリング日和

風に含まれる湿度が変わった。 朝、起き抜けの時間帯に、ふと思った。 「そうだ、ツーリングだ」 そう思って、また寝てしまった。 「と、言う訳なのよね〜」 千尋さんは、笑いながら話をする。 俺も最近はツーリングなんぞ行ってないしな〜と思った。 「それ…

「〜奇跡の子供たち〜秋」

幼稚園から秋の遠足に行った。 お家のみんなで、お月見もした。 「ほらね、お月様にはウサギが餅つきしてて…」 ママがニコニコしながら、あたしに言った。 「餅つき?」 「そうよ♪」 あたしがじっと凝視してると、ママは驚いて 「マリアベルったら…まるでお…

あなたが輝くとき

西村由紀江さんの「あなたが輝くとき」 ピアニストの日常、葛藤などを綴ったエッセイです。 同名のCDもあります。 お話を作る時とか、掲載時に聞いてたりする音楽です。 ベルダンディーは歌う事が好きと言う設定です。 音楽が流れる空間に身を置いて、出来…

秋の風景

「月が綺麗ね」と君が言った。 その月の光を浴びて浮かび上がる君の顔 幽玄に儚く映るような、肢体のシルエット 「ねぇ、そう思わない?」 見返った姿を、何に例えれば良いのだろうか。 言葉を失った瞬間、本当の思いが込み上げて来る 夜風が頬をくすぐるよ…

One More Time

祝、20周年♪「ああっ女神さまっ」 アフタ最新号では、藤島氏のインタヴューが掲載され 最後に「できればもう一度 劇場版『ああっ女神さまっ』を やりたいですね」との記述が! 世間的には今更感も否めない、今では古典的作品でもある 「ああっ女神さまっ」…

祝っ!「ああっ女神さまっ」20周年っ

いよいよ到来しましたね〜(^^ 秋のスペシャル版が待ち遠しい日々を送ってますが 皆さんはいかがお過ごしでしょうか? 私も微力ですが、お祝いとして… 2次創作「〜奇跡の子供たち〜」を展開予定です。 アラスジとしては... 例の事件から、程なく過ぎた日々…

雑記とか

2次創作「ああっ女神さまっ〜奇跡の子供たち〜」キャラクター設定 森里マリアベル:このお話の主人公。女神と人間とのハーフ。 作中では、小学一年生(随時変更あり)父親の友人の薦めで 私立聖鈴学園、小学部へ進む・・・。 性格は母親譲りで、おっとりして…

空が笑うように...

ステキなプレゼントのような訪問客を見送って 螢一、ベルダンディーそしてスクルドは正門をくぐった。 「マリーミ、とっても幸せそうだったね〜!」 スクルドが我が事のように喜び 「そうね、嬉しかったわ。来てくれて」 と、ベルダンディーは微笑み 「俺…兄…

What’s new ?

最近調子が悪いので、実にアレです(^^; とりあえず、って事で別館に「LIFE」から 2章、3章そして4章と再掲載しました。 何分書き始めたばかりのお話ですし、部分的にも 不具合がある(かなりテンコ盛りに)ので訂正できる 部分は、できるだけ訂正しまし…

今更?あとがき(笑)

以前書きました「LIFE」から、今回連載させて頂いた 「Summer Breeze」「Solid Black」に至り、再登場した オリジナル・キャラクターである、マリアベル。 2次創作の基点である原作から、少しはみ出して 原作のキャラクターと共に歩き出す存在の登場です。 …

ふたり…三人の散歩道で

風に揺られながら、まるで踊るように 君の後姿、ついて来る影法師 小さな影 大きな影 並んで歩いている 夕暮れの時間 近くの河川敷で。 重なる影、日が沈む内に長くなる 君は小さな手を握り、まっすぐ前を向いて 歩いている。 小さな手 可愛い手の平を愛しそ…

日記だな。

子守唄を作って書いた。 場面は、森里家の居間で、縁側を望むカメラ目線だ。 マリアベルは小さなベッドで寝ている。 螢一は、その寝顔を見ながら歌を歌っていた。 そんな感じの文章を、ダイレクトに書いていた。 なのにバカPCがヤケを起こして、消しちゃっ…

Fall is here

朝が肌寒い季節になった。寝巻代わりにしてたTシャツに代わり ちゃんとした寝巻をベルダンディーが用意してくれた。 秋って季節は、俺にはどうにも中途半端に思えて仕方ない。 それは雪国で育ったせいなのだろうか、印象に残る季節と言えば やはり冬なんだ…

Song of Stars.

それはまるでソリッドな黒のような空間。 宇宙がまだ、宇宙と言えるまでの長い時間に 小さな思いが芽生え、育って行った話をしよう。 この宇宙には、たくさんの銀河が存在して、それぞれの活動を 行っている。その中のひとつ、その銀河が生まれた時の事 ある…

Solid Black 21.

弦楽器の四重奏の調べが聴こえる中、デスクに頬杖を付いて ぼんやりと考え事をしている女神さまっが居た。 ここは天上界、ペイオースの自室であった。 「とにかく、一件落着でしたわね・・・」 すべての業務を終え、件の影騒動も収まった。 ノルン達も、拡散…