2009-01-01から1年間の記事一覧

ふたりのあい

風のない日を待って 心を留めて たくさんの出来事が過ぎて行ったよね たくさんの経験、たくさんの思い出とか 全部抱きしめて、そっと瞳を閉じる。 たくさんのあなた たくさんの私は 色んな場所へ赴いて 色んな風景の中で どんな事を考えていたのかしら、 不…

午後のお茶を

ぼんやりとTVを見ていた午後。 プライムタイムのニュースとかで、政治の話が行われていた。 ホント、何が何だか分からないってのが実の心境なんだが そうは言ってもいられないって感じもする。 気がつけば、身を乗り出してモニターに見入る俺を、不思議に …

誕生月の巻

2日前が誕生日だったのですが、私は螢一くんじゃないので ベルダンディーに祝って貰う事もありません。 当たり前ですが、悲しい現実ですネ... 真夏、それは8月。盆休みも取れないまま仕事に熱中してしまい 現在とても疲弊してます。本来有難い事なんですが…

長月。

9月に入って、すでに5日も経過している...。 なのに何も書く事ありません(笑) と言うか、書き出すと 他の話に移行しちゃうかもしれませんので。 by belldan Goddess Life. *** *** *** あっ!ルナリナ!完全に宿題提出忘れてる!(泣)

留守番

そんな訳で、魔界に行った螢一達の留守を預かったリンドと ペイオースなのだが… 「ふぅ…どうにか元通りになりましたわね」 「うむ、任務完了って所だな」 ふたりの見目麗しい女神さまっ達は、森里屋敷の縁側で まったりとお茶をすすっていた。 見上げた空は…

あいしている、の「あ…」

穏やかな日々、他愛のない日常をこうして過していると 時間の概念とか、世情とか、まるで止まっているような そんな感覚になる、と言う事。 心持ちはたおやかで、どこに出ても問題は無いと思うのだが それでもこうして自室に篭っているのはきっと、訳がある…

風向き

アフタ最新刊「ああっ女神さまっ」 RPGの世界へようこそ。そして深淵の闇へ。 以前書いた「ソリッドブラック」とモチーフが似てる最新話でした。 魔属にとって、もっとも怖い女神さまっは誰? そのまっすぐな瞳で見据えられたら、だなんて。 「あの…私、…

夏のしっぽ

交わす言葉にそんなに意味はなくて、でも それでもこうして話を続けているのは、きっと 君の事、俺の事、真剣に考えている証拠なんだと 思いたい。 風に流されて、季節が変わり行く姿に たった一度の想い出に 胸がこんなに締め付けられているよ、だから 夏の…

暑いですよ、と俺が

台風がご訪問中ですね。 猫実工大のタイフーンと言えば、この漢達です。 「おぉ暑いな 大ちゃん」 「そうだな 田ちゃん」 「しかしこれしきの暑さに耐えれなくてどうする?だな」 「だな」 「ところで森里は元気かな?」 「曲がりなりにも自動車部部長を務め…

葉月ですね

ん〜ちょっと更新開いたなぁ( 夏になって、色々と動きがあって、それでナノね。 忙しい、と、言うか。そうでもナイと、言うか。 ま、無理無理更新してもアレなので、しない方がマシ? 話は書いてるけど、と、言うか、脳内で。 せいぜい夏休みの宿題の如くに…

猫の祭典とか。

ルナ&リナ シリーズ 「猫の祭典」 アタシ、藤本ルナは迷っている。 もちろん小学生じゃないんだから、道に迷っている訳じゃない。 れっきとした高校生、花も恥らうお年頃の女子高生なのだ。 こんな事を自慢している場合じゃない。現在アタシは、自分の居る …

改めて おめでとうございます。

藤島康介先生、第33回講談社 漫画賞 受賞おめでとうございます!! 祝! いや、嬉しい。と言うかご本人も仰ってますが、これが 最初の受賞だなんて、世の中ドンガラガッシャーンですね。 それは置いといて、20年間連載を続けてこられて、色々と 揶揄された…

夢見る…2

いつもの河川敷には、川面を渡る心地良い風が吹いている。 辿り着くまでの数十分の疲れも癒されるってものだ。 動力を駆使して土手に上がったスクルドとばんぺい君RXは、いつも 仙太郎が練習しているフープの方を眺める。見覚えのあるBMXとそして 気に…

夢見る…

夢見る少女は、いつだってお姫さまっに変身して 風のあるバルコニーから身を乗り出して、王子さまを待っている。 風が吹いてスカートが捲れ上がってパンツが見えても気にしない。 もしかしたらそれがきっかけになるかもしれない、とか。 もしかしたらそれが…

君に吹く風/南風

賀東招二氏の作品「フルメタル・パニック!」 映画化の模様。 詳細は公式ブログでの発表を待つしかないですね。 ソース(ケ)http://www.cinematoday.jp/page/N0017612 原作、アニメ1期 ふもっふ そして二期 OVA それからコミックと原作の世界観は綴られて…

熊さんの夏休み

夏は暑い。それは森羅万象の理でもあるのだが、それにしても 毎日毎日、こんなに暑いと身体の影響も嬉しくは無いのが本音だ。 風の凪いだ夜とか、執筆には向かないな、と思いながらも 迫りくる締め切りには抗えない。憎き編集者め、と呪いの言葉を 吐いてし…

会いたいね。

読み終わった本を閉じた森里恵は、うつぶせになってた姿勢を 仰向けに変えて、ぼんやりと天井を見つめた。 そろそろ梅雨もあけ、夏の予感がする。 朝早くからの蝉時雨に、眠たい目をこすりながら起き出す日々は 悪くない、むしろ大歓迎なのだが。 「暑い…」 …

天気雨

7月の恋人 初夏の誘い 小さな約束 覚えていますか? 風に揺れるカーテン 窓際のジュリエット なんて ね そうして空には モコモコの雲が風に押されて 窮屈そうにしている きっと通り雨 天気雨が来るわ と 頬に感じる空気に 思い出し笑いをのせて。 *** *** *…

夏風

雨上がりの街路 雲間に差す光 亜熱帯のような湿度 風がよぎる 灰色の空にかかる レインボウ そして 空が青色に変わっていく 世界が変わる 空間が笑う 季節がほら 1秒単位で変化している それは何時もの変わり目 それはいつも 唐突に現れて「どうだい?」 風…

紫陽花/6月

6月も終わり…まるで駆け足で残りの日数を消化しようと 雨の軍勢が来てますね。 それは小学生が夏休みの宿題を休みの最後の日に取り掛かる かのような勢いで。 連日の天気予報は傘マークばかりで、ちょっと辟易しますが 毎年ある行事だし、避けて通れないの…

kiss kiss kiss

「カーット!」 「おつかれさまー」 撮影スタジオの緊張感がいっぺんに緩和した。 それぞれのスタッフから自然に笑みがこぼれる瞬間だ。 ベルダンディーは、そのままディレクターチェアーに座り 側にあったシナリオをチェックした。 監督の意向のままに、あ…

幸せのカタチ

人それぞれの幸せのカタチ きっとアナタ ワタシのカタチに似ている 思い出して笑う 思い出して泣いてしまう この世界が有限であっても どこかに続いていく きっと継承されていく 幸せのカタチ 歪な幸せのカタチ 小さな幸せのカタチ どんなカタチでも 明日を…

あなたの手

あなたの手 その温もり 心まで優しく包まれていくような 「大丈夫だよ」 瞳閉じて 想い返して微笑む こんなに近くにいたのに 今まで 千の言葉より 万の言葉より 優しく頬を撫でてくれる風のよう あなたの手 その大きな 世界の彼方から彼方まで連れて行って …

恋の必勝講座 おちまぃ

スクルドの手から無数のボム達が放出される、その時であった。 それはわずか数秒にも満たない滞空時間に、螢一は逡巡して 先程の空間移動の事を思い立った。 そうか、ベルダンディーとキスする事で一瞬にして移動出来れば この災厄は免れるのではないか、と…

恋の必勝講座 4.

「キレイだ…」 その言葉を耳にした時、自然に足が螢一の方へと進む。 薄いヴェールは、そのままベルダンディーのオーラのように 輝いていた。 座っている螢一の傍へ、そっと膝を降ろし目線を同じくすると その瞳には彼の姿が映し出されていた。 潤んだ瞳、頬…

恋の必勝講座 3.

「恋のルールは日々変わるのよっ!」 そう、毎日更新されるって言っても過言ではないわ、と ウルドは豪語する。 思った時が吉日なのだから、その時に実行すべきと言う。 「後悔先に立たず…と言う事かしら?」 それがどんな事でも、やらずに後悔するよりも、…

恋の必勝講座 2.

「とにかく先手必勝なのよっ!」 物事には、待てば海路の日和ありとか、そんな事もあるけれど 将射んとすればまず馬を射よ、とも言うじゃない?とウルドは ベルダンディーに力説するのだった。 例えにした言葉が適切かどうかは別として、ウルド姉さん かなり…

恋の必勝講座

恋を実らせる為の必勝講座と称して、ウルドが妹のベルダンディー に伝授したのは、何も心構えだけではなかった。 曰くウルドは、何事もムードが肝心だとのたまう。 「そりゃ心も大切だけど、やはり伝えてこその愛だと思うわ」 そう言って勝ち誇ったかのよう…

女神は歌う。

見覚えのある風景 記憶の片隅の風景に 似た そんな感覚 頬に風を受けて 目を細めた 空に浮かぶ小さな雲に 君が音楽を始めた頃 ボクも音楽を始めて 君が音楽を続けた時 ボクは気持ちが途切れて 君が音楽を抱きしめて ボクが空虚を抱きしめて 君が音楽になる頃…

風の音楽

風の音楽 戯れて鳥が 雨上がりの空に 群れをなして飛翔する そっと耳を傾けて 遠い遠い空から 響き渡る歌声 爽やかに あの歌 この歌 琴線にふれる 心に溢れ出す あの頃 あの時 想い出の情景に いつも微笑むあなたがいて その瞳に 私が映っていた 風の音楽 吹…